アパレルネットショップを始めるには、まず服を卸売りしてくれる業者を見つけなければなりません。しかし、日本で取引できるアパレル卸売サイトを見つけるのが難しいと感じている人も多いのではないでしょうか。
また、卸売りのマーケットプレイスで服を仕入れようと思っても、サプライヤーを明記していないため信頼できる卸売りかどうか判断できなかったり、日本語に対応していなかったりすることもあります。
そこでこの記事では、日本のアパレル卸売業者のリストをカテゴリーごとに紹介します。どの業者もBtoB ECサイトを持っているため、オンラインで仕入れができます。ぜひ参考にしてください。
レディースファッション卸売業者10選
- NETSEA(ネッシー)
- ETONET(エトネット)
- スーパーデリバリー
- GOMEN Online(ゴウメンオンライン)
- TOPWHOLE(トップホール)
- SMASELL(スマセル)
- SELF WEB SHOP(セルフウェブショップ)
- Caumeri(カウメリ)
- TopSeller(トップセラー)
- goooods(グッズ)
1. NETSEA(ネッシー)
NETSEA(ネッシー)は卸売専門サイトの大手としてよく知られています。レディースアパレル以外にも、メンズやキッズアパレルも卸売りしています。
ファッションの他に雑貨や美容・健康、インテリアと幅広いジャンルを取り扱っているため、服の他にもファッション雑貨や美容アイテムを販売したい場合におすすめです。検索機能から「日本サプライヤー」に絞って探すことができるだけでなく、日々更新されるサプライヤーの評価も見ることができるため、安心して仕入れできます。
最小注文数:1点〜(サプライヤーにより異なる)
登録料・年会費:無料
2. ETONET(エトネット)
総合卸商社のETONETは取り扱い服飾品の多くがオリジナル商品で、アパレル以外も含めると毎日150点以上の新着商品が掲載されます。
また、東京・日本橋馬喰町に大型ショールームがあり、実際にデザインや色、素材を確かめたり、専門スタッフによるコーディネート提案を受けたりしながら安心して商品選びができるのが大きな特徴です。
最小注文数:1点〜(サプライヤーにより異なる)
登録料・年会費:無料
3. スーパーデリバリー
スーパーデリバリーはB2Bネットショップのパイオニア的存在です。アパレル卸売りを中心にしているため、レディースアパレルだけでなくメンズアパレルも充実しています。
有料プランはポイントをためることができるため、購入数や頻度の多い事業主におすすめです。無料プランでも卸売商品や価格に違いはなく、プランの変更もできるため、無料プランから始めて事業が軌道に乗ったら有料プランに変更したり、在庫状況などに合わせてプラン変更したりすることも可能です。サプライヤーも明記しているので、安心して利用できます。
最小注文数:1点〜(サプライヤーにより異なる)
登録料・年会費:無料または月額2,200円
4. GOMEN Online(ゴウメンオンライン)
アパレル卸売りサイトGOMEN Onlineは衣料小売店向け卸問屋です。母体である江綿株式会社の商品をベースに、ファッションや服飾雑貨などを取り扱っています。
審査を受けて登録した事業者だけが商品を見ることができ、ハイグレード商品なども扱っていることから、オンラインブティック用の仕入れ先としてもおすすめです。
最小注文数:1点〜
登録料・年会費:無料
5. TOPWHOLE(トップホール)
アパレル卸売りの専門サイトTOPWHOLEは、ECサイト運営に挑戦したい人をサポートしたいという理念のもと作られており、個人の利用も可能です。
一般的なネットショップに似た作りのため、仕入れ初心者にもわかりやすく使いやすいのが特徴です。入会当日から購入が可能で、最低注文金額の設定もありません。韓国や中国、生産経験豊富なメーカー工場製品を扱うことで、価格を抑えています。
最小注文数:1点〜
会費月額:3,300円
6. SMASELL(スマセル)
ファッション卸売りのサイトSMASELL(スマセル)は、衣類の廃棄ロスを無くすことを目標に、個人事業主や法人はもちろんのこと、一般ユーザーも会員登録すれば利用できるようになっています。常時1000点以上のアイテムがあり、最大98%の割引で購入できます。
メーカーによっては個人利用に限定して販売しているものの、1850以上の有名ブランドを取り扱っているため、人気のある服を仕入れできる可能性もあります。
さらに、商品購入でどのくらい二酸化炭素排出量の削減に貢献できたかがトータルでわかるサービスもあり、その情報を使って自社サイトでSDGsへの取り組みついてアピールすることもできます。
最小注文数:1点〜
登録料・年会費:無料
7. SELF WEB SHOP(セルフウェブショップ)
大阪に本社を構える大西衣料株式会社が運営するSELF WEB SHOPはアパレルを中心とした会員制卸売りサイトです。
会員になると発行される入店カードでは、サイトの他に、ファッション卸売りを行っている大阪本店に入店することができるため、実物が見られる安心感があります。取扱商品は国内外のメーカー1710社から年間15万点以上と豊富な品揃えを誇り、レディースやメンズ、キッズはもちろんのこと、ワークウェアなども網羅しています。
最小注文数:1点〜(サプライヤーにより異なる)
登録料・年会費:無料
8. Caumeri(カウメリ)
Caumeri(カウメリ)は、事業者専用のアパレル卸売りサイトです。名古屋に本社を構える老舗の総合卸売商社が母体で、肌着や靴下、パジャマなどの実用衣料も豊富にそろえています。
国内メーカーによる製品が多く、不定期開催のアウトレットなどもあります。1点の仕入れから大規模取引まで柔軟な対応が可能です。
最小注文数:1点〜
登録料・年会費:無料
9. TopSeller(トップセラー)
ネットショップ専門の卸売りサイトTopSellerは、服飾雑貨とその他の商品を合わせ全取扱商品が約30万点と圧倒的な品揃えを誇ります。
ドロップシッピングのため在庫リスクがなく、受発注管理が簡単なのが最大の特徴で、資金がなくてもオンラインブティックを始めることができます。お試しプランは5点まで会費無料で利用できるほか、取扱商品数によって会費が設定されているため、開店するショップの規模に合わせて選ぶことができます。
最小注文数:1点〜
登録料:無料
コース月額:お試しプラン 無料、セレクトコース 480円〜、全商品コース 1,980円〜
10. goooods(グッズ)
goooods(グッズ)はアパレルだけでなく、アウトドアグッズやインテリア雑貨など高品質でユニークな商品を取り扱っています。
手数料、登録料共に無料で、売れ筋ブランドランキングやブランドストーリーの閲覧ができます。ラインナップには、日本製とサステナブルにこだわったレディースファッションブランドなどがあります。
最小注文数:小ロットから可能(サプライヤーにより異なる)
登録料・年会費:無料
下着・靴下の卸売業者4選
11. ソーワ
ソーワはグンゼやATSUGIの下着を中心に会員制卸売りをしています。メンズ下着やアパレル、レディース下着とストッキング、キッズ用商品など品揃えが豊富です。サイトに掲載されていない在庫商品もあるため、問い合わせをすることでより有益な仕入れができる可能性があります。見積もり依頼も可能です。北海道・沖縄・その他離島以外は送料や代引き手数料も無料となっています。
最小注文額:税込み31,500円
登録料・年会費:無料
12. shesay(シセイ)
shesayは、志成販売が母体のファッション雑貨卸売りサイトです。商品は全てオリジナル商品で、ナチュラルな雰囲気のアパレルや雑貨を取り扱っています。
アパレルでは靴下などの種類が豊富で、日本製のものや絹製のものなどを取りそろえています。
最小注文数:サプライヤーにより異なる
登録料・年会費:無料
13. ザッカネット
BtoB ECのザッカネットは、バイヤーとサプライヤーをつなげるマーケットプレイスです。ファッション卸売業者が情報を掲載し、バイヤーが買いたいものや仕入れ先を探して受注、問い合わせをするという仕組みになっています。効率よくビジネスパートナーが探せるだけでなく、会員になると非公開情報の閲覧や一度に多くのサプライヤーに呼びかけることができる「バイヤーニーズ掲示板」が使えます。
最小注文数:1点〜(サプライヤーにより異なる)
登録料・年会費:無料
14. WAGO-NET(和合ネット)
靴下や肌着の仕入れに特化したWAGO-NETは、素材から縫製、仕上げまで丁寧に作るオリジナル製品の他に、日本メーカーのストッキングや靴下、キャラクターの靴下や小物類を豊富に取り扱っています。サイトには特価品の掲載もあり、卸売価格からさらにお得に仕入れることも可能です。税込み21,600円以上で送料無料になるサービスもあります。
最小注文数:単品、セット売りにより異なる
登録料・年会費:無料
スポーツ、アウトドアアパレルの卸売業者2選
15. SANSEI B2B
シューズ・アパレルを輸入・卸売りする三誠商事が母体のSANSEI B2Bは、国内外の有名ブランドを豊富に取り扱っています。
人気ブランドのTHE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)やnew balance(ニューバランス)、POLO RALPH LAUREN(ポロラルフローレン)などのTシャツやスウェット、ジャケットなどのアパレルのほか、シューズやキャップ、小物、ゴルフ関連グッズなども取りそろえています。
最小注文数:1点〜
登録料・年会費:無料
16. USNET
USNETはアウトドア用品、ペット用品、ボードスポーツ用品の卸売業者です。サーフウェアやヨガウェアなどのアパレルのほか、ドッグアパレルも取り扱っています。スケートボードやSUPなどの各種ギアも販売しているため、ニッチ市場に向けた仕入れが可能です。仕入れ額に応じたポイント還元もあります。
最小注文数:1点〜(サプライヤーにより異なる)
登録料・年会費:無料
海外アパレルの卸売業者2選
17. VIA TRANSPORTS(ビアトランスポーツ)
ビアトランスポーツは主にアメリカからアパレルや雑貨を輸入し卸売りしています。30年以上の歴史があり、アメリカンカジュアルの豊富な品揃えが魅力です。
300以上のブランドをほぼ毎日アメリカから輸入しているため納品が早く、在庫も10万点に及びます。東京恵比寿にショールームがあり、事前予約制ですが、納期やサンプルの相談や実物の確認などに対応しています。
最小注文数:1点〜(サプライヤーにより異なる)
登録料・年会費:無料
18. SINSANG MARKET(シンサンマーケット)
シンサンマーケットは、ソウルに拠点を置く韓国アパレル卸大手です。日本語サポートが充実しており、アプリからの利用もできます。レディースアパレルを中心に流行のファッションが簡単に仕入れられるため、韓国現地の有名ショップも多数利用しています。注文時に商品代と手数料、配送時に送料や燃油サーチャージを払うシステムです。
最小注文数:1点〜(サプライヤーにより異なる)
登録料・年会費:無料
卸売業者の選び方
卸売業者の選択は、ビジネスの成功を左右する重要な決断です。信頼できるパートナーを選ぶことで、商品の品質、価格、そしてブランドの評判を守ることができます。ここでは、最適な卸売業者を選ぶための重要な基準を紹介します。
卸売業者を選ぶ際の重要な基準
卸売業者を評価する際は、以下の要素に注目しましょう。それぞれの要素が、収益性や顧客満足度にどのように影響するかを考慮することが大切です。
| 基準 | 重要度 | 理由 |
|---|---|---|
| 価格 | 30% | 利益率を左右する最も重要な要素です。1点あたり数百円の違いでも、月に500点販売すれば大きな差になります。 |
| 品質 | 25% | 高品質な商品は返品が少なく、良いレビューを獲得し、リピーターを増やします。 |
| 最小注文数(MOQ) | 20% | 少ないMOQであれば、多くのスタイルをテストでき、在庫リスクを抑えられます。 |
| 所在地 | 15% | 国内の業者であれば、配送が早く、コストも抑えられます。急な追加注文にも対応しやすくなります。 |
| カスタマーサービス | 10% | 問題は必ず発生します。迅速に対応してくれる業者は、ビジネスの成功を支えてくれます。 |
評価マトリックスの使い方:
- 各業者について、各カテゴリーで1〜10点のスコアをつけます(1=最低、10=最高)。
- 各スコアに重要度を掛けます。例えば、価格で8点×30%=2.4ポイントとなります。
- 全カテゴリーのポイントを合計します。
- 合計を比較し、最も高いスコアの業者が最適な選択肢となります。
国内卸売業者を選ぶメリット
日本国内の卸売業者と取引することには、以下のようなメリットがあります。
- 配送が早く、送料が安い:国内からの発注であれば、数日で商品が届きます。人気商品が売り切れた際も、すぐに補充できます。
- 営業時間が合わせやすい:日本国内の業者であれば、営業時間内に問い合わせや問題解決ができます。海外との時差を気にする必要がありません。
- 少ない最小注文数:多くの国内業者は、少ない数量から注文を受け付けています。これにより、資金を過度に投入せずに商品をテストできます。
- 言語の壁がない:日本語でのコミュニケーションがスムーズに行えるため、誤解や行き違いを防げます。
- 品質管理がしやすい:必要に応じて実際に訪問し、商品を確認することも可能です。
まとめ
ビジネスオーナーになって、流行りのファッション販売を始めるなら、まずは卸売業者・仕入れ先を見つけるのが重要です。アパレルと言っても扱う商品は多岐にわたります。ターゲット層をどうするのか、ビジネスモデルや利益率はどうするのかなども考え、このリストを参考に自分のビジネスにぴったりな卸売業者を見つけてください。
適切な卸売業者を見つけたら、Shopifyストアを立ち上げて販売を始めましょう。まだ大量に仕入れる準備ができていない場合は、Shopifyブランドとパートナーシップを結ぶこともできます。彼らの商品をストアフロントに追加し、フルフィルメントは彼らに任せることで、従来の卸売りよりも少ない最小注文数で始められます。
レディース服のおすすめ卸売業者サイトは?
- NETSEA(ネッシー)
- ETONET(エトネット)
- SUPER DELIVERY(スーパーデリバリー)
- GOMEN Online(ゴウメンオンライン)
- TOPWHOLE(トップホール)
- SMASELL(スマセル)
- SELF WEB SHOP(セルフウェブショップ)
- Caumeri(カウメリ)
- TopSeller(トップセラー)
- goooods(グッズ)
アパレル卸売業者・仕入れ先からの購入方法は?
アパレル卸売業者から購入するには、まず会員登録を行います。審査などを通過し会員登録できたら、サイトを見て仕入れる商品を探します。一般的なネットショップのように利用できる卸売りサイトが多いですが、中には事前に見積もりを取ることができる業者もいます。支払いもクレジットカードや代引きに対応しているサイトが多く、後払いができる場合もあります。
服専門の卸売業者から仕入れた方がいい?
アパレルショップを開くのであれば、服専門の卸売業者から仕入れた方がいいと言えます。服に特化した卸売業者は商品を大量に仕入れることができるため、卸売価格も低くなるからです。また、服専門の卸売業者であれば、豊富な服の品揃えの中からファッションテイストやブランドをそろえて仕入れることができます。
しかし、服と一緒に雑貨も販売して統一感のあるライフスタイルを提案したい、サステナブルをテーマに衣類や食品を扱いたいなど、ブランドポジショニングやどのように顧客に商品提案したいかによっては、総合卸売業者を利用するとよいでしょう。
卸売りでの仕入れは利益が出る?
はい、コストと価格設定をうまく管理すれば利益を出すことができます。多くの小売業者は、卸売りで購入した衣料品に対して50%〜60%の粗利益率を目指しています。国内からの仕入れであれば、配送コストやリードタイムを削減できるため、これらの利益率を達成しやすくなります。
卸売業者の最小注文数はどのくらい?
業者によって大きく異なります。1点から注文できる業者もあれば、100点以上の注文が必要な業者もあります。カタログを見る前に、必ず最小注文数(MOQ)を確認しましょう。
卸売りの服に自社ブランドのラベルをつけられる?
はい、可能です。これはプライベートラベルまたはホワイトラベルと呼ばれます。一部の卸売業者はサービスの一環として提供しており、他の業者は無地の状態で発送し、ラベル付けは自分で行う形式をとっています。
卸売業者を比較する際に優先すべき要素は?
利益率と顧客満足度に最も影響を与える要素に注目しましょう。価格、商品の品質、最小注文数、配送スピードとコスト、カスタマーサービスの対応力などを考慮してください。返品ポリシーや、ビジネスの成長に合わせて対応できるかどうかも確認しましょう。どんなに安くても、常に在庫切れの業者では意味がありません。




